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見るという意味の see と look at の違い

1. see – ~を (たまたま) 見る、見掛ける、見える
2. look at – ~を (意識的に) 見る、~に目を向ける
品詞: 動詞

look at と see の違いは説明しにくいです!じっくり考えてみると、どう説明したらいいのか分かると思います。例外はありますが、大体、see は「~を (たまたま) 見る」という意味であり、look at は「~を (意識的に) 見る」という意味です。

意識的に努力することなしに目を開ける瞬間に、物事を見ます。

この場合、英語では see を使います。次の文で話し手はウサギを見掛けました。ウサギはもういなくなってしまいました。話し手は隣にいる人も見たか尋ねます。

Did you see that rabbit?
あのウサギを見たか?

ウサギを見るために意識して目を動かしませんでした。たまたま見掛けました。しかし、ウサギを見るために目を動かしたとしたら、 look at を使います。次の文では、ウサギはまだいます。話し手は隣にいる人にも見て欲しいです。

Look at that rabbit.
そのウサギを (意識的に) 見てよ。

多くの場合、この see は何かを見る能力に関係しています。

日本語で「見える」が使われると思います。英語では、can see が使われますが、can が省略できる場合があります。見えない理由があるときに、can see を使います。can は能力を強調しています。例えば、映画館で頭の大きい人が前に座ったとすれば、映画のスクリーンは見えにくいです。この場合には can は省きません。

I can’t see, so I’m going to sit somewhere else.
見えないから、他の席に座ろう。

でも、見えない理由がないときには、see だけを使います。この場合には、見えるだろうという期待があります。つまり、ある人は見ると見えるでしょう。

A: Do you see that rabbit over there?
B: Yeah, I see it.
A: あのウサギが見えるか?
B: うん、見えるよ。

look at は少し異なります。

前述のように、「~を (意識的に) 見る」という意味です。

Look at that!
それを見てよ!

look at は「~を見て」という意味です。同様に don’t look at は「~を見ないで」という意味です。

Don’t look at me!
私を見ないでよ!

他の使い方もあります。例えば、多くの場合、「~を見ている」には looking at です。

A: What are you looking at?
B: That rabbit over there.
A: 何を見ているんだ?
B: あそこのウサギ。

ポイント

テレビを見ているときに、looking at は使えません。この場合には、watching を使います。