time for, time toの意味: ~の時間、~する時間
time for – ~の時間
time to – ~する時間
品詞: time【名詞 (不可算)】、for【前置詞】、to【前置詞】
time は最もよく使われる英語の名詞だと、知っていましたか?
今回は time for と time to の違いについて説明します。たいていの場合、「~の時間」は英語で time for [名詞] という形式であり、そして「~する時間」は time to [動詞] という形式です。その上に、time for [名詞] to [動詞] という形式もあります。どの形式を使えばいいのか分かりにくいでしょうね。
たいていの場合、[~の時間] というかたちは time for です。
この形式は朝食、昼食、夕食という語とともによく使われます。
It’s time for dinner.
夕食の時間だ(よ)。
日常会話では多くの場合 it’s を省略します。it’s を省略しても、文の意味は変わりません。上記の場合、Time to get up.だけも問題ありません。
Time for dinner.
夕食の時間だ(よ)。It’s time for breakfast.
Time for breakfast.
朝ご飯の時間だ(よ)。
イベントやテレビ番組が始まる時にもよく使われます。
It’s time for Game of Thrones.
Time for Game of Thrones.
「ゲーム・オブ・スローンズ」の時間だよ。
公式な状況では it’s を省略しないようにしてください。
It’s time for the meeting.
会議の時間です。
(it’s を使う形の方がいいですよ。)
同様に almost time を使うときは、it’s を省略すると変に聞こえます。
It’s almost time for Game of Thrones.
そろそろ「ゲーム・オブ・スローンズ」の時間だよ。
上記の例文に動詞を追加すると、「It’s (almost) time for [名詞] to [動詞].」という形式になります。
It’s almost time for season four of Game of Thrones to start.
そろそろ「ゲーム・オブ・スローンズ」の第4シーズンが始まる時間だよ。(待ち遠しいですね!)
英語で [~する時間] は time to です。
It’s time to get up.
Time to get up.
起きる時間だよ。
上記の文は人を起こすときに使いますね。自分だけについて話す場合、for me を入れた方よりはっきりします。
It’s time for me to go to work.
仕事に行く時間だ。
この場合、Time to go to work. でもいいのですが、偉そうに聞こえる場合があります。例えば、
It’s time for me to go to bed.
Time for me to go to bed.
もう寝る時間だ。
It’s time to go to bed. では誤解されやすいと思います。これは、親が子供に対して「もう寝る時間ですよ」と言う時によく使うセリフなので、自分自身がベッドに行きたいときには for me を使った方が誤解がありません。for me を使わないと、人に何かを命じているように聞こえるかもしれません。
追加例文:
It’s time to go.
It’s time to get going.
もう行く時間ですよ。It’s time for me to go home.
It’s time for me to get going.
もう帰る時間です。I think it’s time to clean up.
掃除する時間だと思うよ。
[~の時間] に time to を使った方がいい場合もあります。
日本語では動詞として使える名詞がありますね。例えば、「勉強」は英語で study という名詞です。そして、「勉強する」は (to) study という動詞です。英語でこのような言葉はこの time と使うとき、動詞を使った方がいいです。
It’s time to study.
勉強の時間だ。
勉強する時間だ。
上記の場合、It’s time for study. は自然ではありません。
It’s time to eat!
Time to eat!
食事だよ!
食事の時間だよ!
食事する時間だよ!
(直訳: 食べる時間だよ!)