英語と日本語の違い: 「お酒に強い、弱い」
この表現の直訳は適切な訳とはかなり異なります!
Jack can drink a lot.
Jack can drink.
ジャックはお酒に強い。Jack can drink a lot of beer.
ジャックはビールに強い。Jack is a heavy drinker.
ジャックはお酒に強い人だ。
お酒に強い
can drink a lot (without getting very drunk)
お酒に強い人
someone who can drink a lot (without getting very drunk)
(あまり酔わずにたくさんのお酒を飲める人)
a heavy drinker
(大酒飲み、大量飲酒者)
Ray can’t drink much.
Ray easily gets drunk.
レイはお酒に弱い。Ray is a light drinker.
レイはお酒に弱い人だ。
お酒に弱い
cannot drink a lot (without getting drunk)
get drunk easily
(少ししかお酒を飲まないのに、酔いやすい)
お酒に弱い人
someone who cannot drink a lot (without getting drunk)
a light drinker
(あまりお酒の飲めない人)
時々、日本人が「お酒に強い」と「お酒に弱い」を直訳しているのを聞くことがあります。
strong to alcohol (不自然)
weak to alcohol (不自然)
上記の表現は英語ではすごく不自然に聞こえます。初めてこれを聞いたとき、日本人の友人と食事していました。ビールを何杯もおかわりする私を見て友人は、《You’re really strong to alcohol.》と英語で言ったのですが、そのときは意味がよくわかりませんでした。
あとで、「お酒に強い」を辞書で調べてやっとわかりました。彼が言いたかったことは、《You can really drink.》だったのですね。英語の間違いでしたが大丈夫!お互いのために、とてもいい学習経験になりました!